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手作りサークル「マーガレット」さん
毎月第3火曜日にメイトウ・ワークスの更衣室で行われる「マーガレット」さんは、家族会の有志で集まる手芸サークルです。平成18年に発足し、現在12名の方々が参加されています。障害のある子どもの話、家族の話や健康の話、将来の夢や不安など、気の置けないサークル仲間ならではの女子バナはいつもにぎやかです。
手作り品は、施設の店舗、名東区福祉まつりや区民まつりなど、地域のイベントでメイトウ・ワークスの商品と一緒に販売しています。ポーチやキーケース、鍋つかみなど使いやすさと丁寧な作りでリピーターもたくさん来場されます。
先日は例会後、残暑の中グランドの草抜きと花壇の手入れをして下さいました。いつもありがとうございます。季節の花々や手作り品は、毎日忙しく作業する私たちに、物作りの楽しさを思い出させてくれます。今後ともよろしくお願いいたします。
今年も参加しました「せともの祭り」
13日、14日と、天白ワークスの秋の風物詩となっている、せともの祭りに出店してきました。実際のところ、ここ最近は○○ショップに押されぎみで、売り上げは10年前の10分の1ほどになってきています。それでも利用者の皆さんが制作されたお皿やコップが誰かの手に渡り、使っていただける貴重な機会ですので、職員も気合を入れて販売してきました。また、今年は天白若手の新進気鋭作家もデビューを果たし、「素敵な作品ですね」とのお声も頂き、上々のスタートとなりました。
せとものまつりを覗いてきました
三連休の土・日に瀬戸市でせとものまつりがありました。名東福祉会は、天白ワークスを中心に毎年出店しています。暑い中、連日陶器販売してくださった職員の皆様ご苦労様でした。販売しているテントの下で、長年陶芸活動を支えてくれている職員から、そろそろシンポジウムをやれたらと思っているんですが…という話がありました。確かに名東福祉会では30年を超えて陶芸活動をおこなっています。続いていることにはそれなりの意味があるのですが、それが何であるのかは最近語られていないような気がします。制度も変わってきています。少しずつですが若い職員も増えてきています。陶芸活動の位置づけを再確認する良い機会なのかもしれません。おそらく、陶芸活動を振り返りは、陶芸活動にとどまらず、利用者支援全般につながっていくのではないかという感じがしています。シンポジウムなどという大きな企画は無理にしても、法人内でまとめてみることはできるかなと思っています。私は、販売のお手伝いをするわけでもなく、日曜日にふらっと覗いただけなのですが、「いい話」ができました。
ホームページ初投稿です
先程、当法人の所長会で新しくなったホームページの使い方を確認をしました。様々な機能があるので使いこなすまでは相当な時間がかかりそうですが、まずは、ブログで各事業所の様子を伝えていこうということになりました。私は、今回がホームページ初投稿ですが、これから少しずつ名東福祉会の動きを伝えていけたらと思っています。
名古屋手をつなぐ育成会創立60周年記念大会
昨日は教育センターで名古屋手をつなぐ育成会の創立60周年記念大会・名古屋市知的障害者福祉大会が開催されました。
式典で、名古屋市長より援護功労の表彰をしていただきました。あつく御礼申し上げます。
大会では、この4月から試行されている「障害者総合支援法」を題材に、厚生労働の福祉人材対策室長補佐の関口彰氏と全日本手をつなぐ育成会常務理事の田中正博氏の対談がありました。
対談を聴講していて、印象に残ったのは次の3点です。
1 グループホーム、ケアホーム、小規模入所施設が一元化される
2 障害者と一般の人たちの間に立ちはだかる社会的な壁を取り除く研修や自主的な活動が必須事業化される
3 自治体の物品は障害者施設から優先的に購入する法律ができる
名東福祉会では、ナイトケアとして、すでにレジデンス日進と上ノ山ケアホームを一体的に運営しています。障害者総合支援法が名東福祉会の実態に近くなります。これからはさらにグループホームを数多く設置していかなければなりません。障害者総合支援法によって、旧来の施設の壁を越え、地域の中で本人の希望にそう形で多様な形態の生活の場を作っていく事が今までよりもやりやすくなると思います。
地域住民の理解は障害がある人たちが地域の中で自立した生活を送る上で必須の事柄です。2は理解を広げるために自治体が必ずやらなければならない事業になっていくことを意味します。もちろん、自治体が直接やるのではなく、地域の住民や団体の活動を応援する形になります。
名東福祉会ではボランティア推進事業として独自通貨制度である「メイトの実践」が始まりました。この事業が名古屋市や日進市の必須事業として位置づけられた啓発事業とリンクしつつて広がっていく事を目標としなければならないと思いました。
障害者総合支援法になって、就労継続支援B型(いわゆる「生き甲斐的な作業活動」)がややもすると脇役的な存在になりつつありました。昨年来、全国の施設から「作業は知的障害者にとって大切な活動」であることが指摘されています。今後、自治体の物品が施設が生産した物品を優先的に購入していただいたり、清掃作業などの委託作業を発注していただけるようになると、施設に活気がでてくると思います。やはり人の役に立ち、喜ばれる活動をすることが生きていく上では大切です。この分野の充実は引き続き追い求めていきたいと思います。
現在は厚生労働省のホームページに総合支援法関連の資料が公表されていて、誰でも読む事ができます。しかし、重要なポイントや法律の背景にある施策のねらいのようなところはやはり担当者の「個人的な意見」でしか聞く事ができません。厚生労働省の担当官の生の声を聞けたのは大きな収穫でした。手をつなぐ親の会の方々には舞台裏でたいへんお骨折りいただいたと思います。ほんとうにありがとうございました。