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なつまつり
8月2日に「こんな時におまつりやって大丈夫?」「利用者のリフレッシュになれば・・・」という葛藤の中、利用者も学童の皆さんも楽しみにされているということで、感染防止を最優先して実施することにしました。夏まつりの主たる目的は「利用者と学童の子どもたちとの交流」ですが、今回は、利用者はデイサービス2F、学童の子どもたちはデイサービス食堂と、エリアを完全に分けることで、接点を持たない形となりました。
スイカ割り
スイカはレジデンス日進から通りに出たところにあるくだもの屋さんで購入したものと、利用者のお父さんと有志の利用者が上ノ山の畑で育てたものを使わせてもらいました。今年、畑で収穫されたスイカは“小玉スイカ”でした。味は想像以上で、買ったスイカよりも甘くて美味しかったです。
かき氷
『かき氷屋さん』になった子どもたちが、利用者と対面で“注文をうかがう”というやりとりをしながら作ってくれることがメイン企画ですので、ちょっと残念ではありましたが、今回は子どもたちが作ってくれたかき氷を職員が2Fの利用者に運んで食べてもらいました。感染予防を考えるとこれが限界かな・・・というところでした。
花火大会
いつもはお昼間にスイカ割りとかき氷、夕食後に花火をするのですが、雨が心配だったため、花火は延期になっていました。やはり雨が心配でしたが、なんとか8月31日になつまつりの後半、皆さんが楽しみにされている花火を実施することができました。レジデンス日進がスタートして数年後からこの花火大会が始まりました。今は皆さん余裕で花火を持っていますが、始めたばかりの頃は手に持てないどころか近づけない人もいました。
花火が終わった後は、夜でも夏は暑いよね・・・ということで必ずアイスクリームを食べるのですが、「花火」が楽しみなのか「アイスクリーム」なのか正直わからないところもあります。それでも「花火とアイスはセット」と理解してくれているようです。
7月中にできました「流しそうめん」
7月7日の七夕は『流しそうめん』と決まっているのですが、レジデンス日進・上ノ山ホームでのコロナウイルス感染のため延期になっていました。利用者の皆さんは、いつやるのかを心配されていましたが、感染が収束して2週間ほどが経過しましたので、今日、実施することにしました。
そうめんを流す竹は、レジデンス日進の敷地内にある竹を切り、なたを使って半分に割り、節はノミでくり抜きます。この作業は以前、レジデンス日進の副所長さんが担当していましたが、副所長さん退職後は、事務センターの男性職員1名が引き継いでくれています。
流しそうめんの時は雨降りが多いのですが、今日は良いお天気でしたので、久しぶりに屋外に竹を設置することができました。昼食の時にレジデンス日進の人たちが、午後4時過ぎにはそれぞれの日中事業所から戻って来た上ノ山ホームの人たちが参加しました。
上ノ山ホームには畑があり、利用者とその家族の方が作物を育ててくれているのですが、そうめんだけでなく、朝収穫したトマトやきゅうりもそうめんと一緒に流れてきました。これも流しそうめんの楽しみのひとつです。
『流しそうめん』はレジデンス日進・上ノ山ホームでおこなわれるイベントの中でも特に“手作り”のイメージが強く感じられます。
七夕(流しそうめん)の担当職員のお二人、準備から後片付けまでご苦労様でした。
ゆったり工房あじさいコンサート
はるまつり
今日、4月の第4土曜日は「はるまつり」です。コロナ禍ではありますが、昨年同様に時間を短縮するなどの工夫をしておこなわれました。数年前までは、上ノ山の敷地に隣接した竹林のたけのこを掘らせてもらっていました。残念ながら、駐車場になってしまったことで、はるまつりのメインテーマが消滅してしまったため、今年は“イースター”をテーマにして開催されました。
まずはパフェ作りから始まりました。カップの底にシリアルを入れて、あとはフルーツやプリン、水ようかん、マシュマロ、スポンジケーキ、アイスクリーム、生クリーム、ポッキーを刺して完成です。手作りですので、職員がお手伝いさせてもらいながら、利用者ひとりひとりがオリジナルパフェを作って食べました。
イースターはここからで、2番目の企画は、レジデンス日進の中庭に隠されたタマゴを見つけるという“イースター宝探し”。プラスチックでできたタマゴを見つけるとお宝(お菓子)と交換できました。次に白色のタマゴにシールやペンでカラフルに飾る“イースターエッグ作り”。様々なシールが用意されていて、単なるプラスチックの白いタマゴが素敵な飾り物へと変わっていきました。4番目の企画は”バザー”。職員や家族会に協力してもらってたくさんの品物が集まりました。お買い物券と品物を交換するという形ですが、利用者のお買い物体験のような感じです。過去に1度やったことがありますが、皆さんお買い物がお好きなようで、今回も盛況でした。
企画は以上で、お昼のお弁当となりました。お弁当と言うと「から揚げ弁当」「とんかつ弁当」「焼肉弁当」という声が聞かれますが、今日のお弁当はちょっと高級感のあるお弁当でした。カニの上にイクラが飾られていて、「イクラが出たのは初めて」と言われる利用者もいました。美味しく食べてもらえたと思います。
半日ではありましたが、新型コロナウイルス感染症対応による閉塞感の中、利用者の皆さんも職員も楽しい時間を過ごせたように思います。特にはるまつり担当の5名の職員は準備の段階から最後までご苦労様でした。