新年度がスタートしました。新たな年号も「令和」と発表され、来月から施行されることになります。
社会福祉法人名東福祉会は、故加藤奈々枝会長の障害者支援への強い思いにより、昭和56年に法人が設立され、以来、会長の思いそのものが理念となり、メイトウ・ワークス、天白ワークス、はまなすにおいて事業展開されてきました。
また、その理念は、加藤久和前理事長に引き継がれ、自己決定という考え方が明確に打ち出され、今日に至っています。
私が理事長となり、私自身の考えを示さなければと思いつつも、あっという間に2年が経過してしまいました。これまでの法人の理念を引き継いでいくことに変わりはありませんが、「みんなが理解・納得できるもの」「実践がイメージできるもの」にしたいという思いから、法人の所長会、リーダー研修等で検討し、ようやく形にすることができました。
今年度からは、職員が関わって作り上げた理念を法人内に浸透させ、より良い実践に結び付けていきたいと思います。
【法人の理念】
利用者の思いを確かなものにする。
優しい気持ちになりたい
~ホスピタリティ・マインドを意識して~
- 笑顔で接する
- ありのままを引き受ける
- 気持ちに寄り添う
- 思いを想像する
- 真摯である
【法人のミッション】 「やりたいこと」「やらねばならぬこと」
自己決定を支援すること(意思決定支援)により、利用者および利用者支援に関わる全ての人々に安心感を与える。
- 利用者が安心して利用したい
- 職員が安心して働きたい
- ボランティアが安心して参加したい
- 理事会・評議員会が安心して経営参加したい
- 後援会が安心して協力したい
- 地域の方々が安心して任せたい
【法人のビジョン】 「ありたい姿」「あらねばならない姿」
“やりがい”を感じられる活動と、“安全で快適”な暮らしを提供する。
- 障害の重さを個性として理解する
- 利用者の人たちの意思を尊重する
- ひとりひとりの望みに合わせた生活を実現する
- 人とのかかわりを大切にする
- 生活環境を整備する
- 社会とつながる活動を大切にする
- 働くこと(生産活動)を支援する
- 地域との交流を大切にする
- 利用者や支援者の健康に配慮する
- 支援の質を向上させ、地域に貢献できるよう努力する