香具山福祉会館に遊びに来ないかと急に言われて、急ぎ行ってみました。
今日は高齢者向き昼食会の日でした。私も今年78歳。年齢的にはぴったりの昼食会です。
300円で赤飯、とうがんの汁物、にんじん、魚、きんぴら、きゅうりの酢の物、ひじき、その上、黒豆のゼラチンがデザートについていました。
みんなとてもおいしく、やわらかで、子じゃれたお料理でした。
お料理をおいしくいただくと、テーブルごとに話が始まりました。名前、年齢、どこに住んでいるか、毎日何をやっているかを話しました。
参加者は香具山福祉会館がある地域の岩崎岩根、石兼、香具山の人たち。
私よりもちょっと若い70歳前後のひとたちで、みなさんたいへんお元気です。
この後、みなさんはパソコン教室に行くそうです。週に一回だけどこの日がとても楽しみだそうです。インターネットで知り合った人と話し合ったりすることが面白いとおっしゃっていました。中にはコンピュータで株取引をやっている人もありました。高齢者がこんなにコンピュータを使っていることはほんとうに驚きでした。私などは、職員のみなさんがすべて用意してくれていているので、そのあたりの事情はさっぱりわかりませんでした。
名東福祉会ではこれからケアホームなどのナイトケア施設を増やしていく計画になっています。
夜間ケアの建物は昼間は空いているので、昼間の時間を利用して高齢者が集える一室があるとこんな光景が実現するのではないでしょうか。
理事長は将来、もう一度自前調理を復帰したいという方針を打ち出しています。
一足飛びには行かないでしょうけれども、うちの利用者さんが野菜を洗ったり、お皿を運んだり、みんなと話をしてニコニコ笑っている様子が目に浮かびます。私の最後の夢ですね。

2006年9月21日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝