高齢者や障害者もその親たちが気がねなく誰でもひとときを過ごしホッとできる場として、「ふれあい館あさひ」が日進市の東山にオープンしました。
主催者の木谷さんのご自宅の敷地内に新築されたものです。
玄関は坪庭になっていて、「おや?料亭かな?」と錯覚しそうな空間。中はモダンなリビングルーム。2回は和室です。
誰でもお茶を飲みながら楽しいひと時を過ごせそうです。
遅れ馳せながら、オープンのセレモニーの余韻が残る会場に到着すると結構沢山の人が来館されていました。
和気あいあいとした雰囲気の中で、お茶と手づくりのよもぎ大福や桜餅をいただきました。
90歳のお母さんが作られた根付をいただき、「これからどんなことをやっていきましょう」とみんなでわいわいがやがや。
親が自主的に集まり、街の中で生活を楽しみながら、それでいて自然に互いを支えあえる場をつくることはとても大切です。
今は障害福祉、高齢者福祉の制度が曲がり角に来ているとき。国や自治体の制度によるのではなく、こうした街の「草庵」がいつの時代に増して求められているのかもしれません。楽しい未来を想像して岐路につきました。